静岡のみどりを増やす会
緑に関わる飯田庭園ですが、
昨日、静岡のみどりを増やす会設立記念講演会へ行ってきました。
講演では緑を活かした街づくりで有名な元国立市長の上原公子さん
の説得力のある講演が聞けました。何度か訪れたことのある街の
話は非常に興味深く参考になる物でした。
この会の設立趣旨は、
海や山に恵まれた静岡は風光明媚な場所として国内外に知られています。ところが、一方で静岡市は市民百人あたりの街路樹(高木)が驚くほど少ないことを御存知でしょうか。札幌市が12,5本、仙台市が5,4本、横浜市が7,1本、新潟市が27,9本、浜松市が9本、名古屋市が12,7本、大阪市が6,2本、神戸市が30,7本、広島市が43本、北九州市が13,9本という中、わずかに「2.9本」です。これは政令指定都市のワースト2となっています。なぜこのような状況になってしまっているのでしょうか。街路樹の少なさが、環境等の面でどのような影響を及ぼしているのでしょうか。みどり豊かな、心身共に憩える静岡が次世代のこどもたちにももたらされていくことを願って、このたび、世代や職種etc・・様々な立場を越えて、「オール静岡」で「みどり豊かな静岡市となるための」フォーラムを立ち上げていくことになりました。
となっています。
街のみどりに携わる者としてこういった現状が打開され静岡の街が
潤いのある環境空間に変わり美しい街並がつくられていく事を
大いに期待すると共に応援したいと思います。